ドラム日和

ドラム・音楽・楽器を中心にその他諸々書いています。

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更新は不定期です。

壊れたベアリングを分解して原因究明

ペダルから外したベアリングの1個が回すとゴロゴロ鳴ってました。


で、どういうモノか?と分解してみました。
 

コレが分解前のベアリングです。

センターにピンを通して回すと指が離れたとほぼ同時に止まってしまいました。


 このタイプのベアリングは分解すると個人では修復不能なので、もしも実験をするなら不要な物を使用してください。


 分解方法はセンターの輪と刻印のあるシールド部の間に細くて硬い物を差し込んで外側へ抉ってシールドを外します。
 抉るというのはタイヤのパンク修理の際にホイールからゴム輪を外しますよね?それと同じようにシールドを輪の外へ外します。
 

シールドを外したベアリングです。

清掃してグリスを取り除いた状態です。
 このベアリングは7個の球で回っているんですね(勉強)。
 で、本来は球と球の間の平たい部分にグリスが載っています。
 今回は清掃したグリスに切粉が紛れていました。
 この切粉が回転する球に絡んでゴロゴロ鳴っていたようです。


 球と球を抑える輪、球と外輪それぞれの隙間は本当に小さくて(多分数十μ単位)切粉(多分0.3㎜くらい)が紛れ込むと噛み込んでブレーキになります。
 異音と動作不良の原因です。


 放置しておくと外輪や球が傷だらけになってベアリングが回らなくなってしまいます。


 そのままベアリングのみが壊れてくれれば良いのですが、シャフトやチェーン・ベルトが壊れると甚大な被害になります。


 たかがベアリング、されどベアリング。
 普段からのメンテナンスや動作の変化には気を付けなきゃダメですね。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・
 
 あまぞん:その後。
 6日に運送会社を出たそうです。
 港なのか空港なのかは不明ですが、輸出の準備に入ったようです。


 

何のための?を考える。

 今日は成人式でした。
 成人された皆さんおめでとうございます。
 無責任な企業が新成人の皆さんに途方もない迷惑をかけたってニュースを見て、成人の先輩として、大人として何をやっちゃってんだよ?って気分でいっぱいです。
 キチンと償ってください・・・そして「逃げんなよ!」と思います。


 僕は成人式に出席していません。
 満年齢で成人式を行う街から数え年で成人式を行う街へ引っ越したため、どちらにも呼ばれなかったんですよ。
 なので晴れて成人式を迎える人達が少し羨ましいです。


 僕がその年齢だったころはバンド一色の生活で・・・そう、自分のバンドをやりながら少しだけ他所のバンドのお手伝いで叩いたりしていました。
 昨日のブログに書きましたが、洋楽を殆ど聴かずに過ごしていた自分が耳にしたのが日本のニューミュージック(後にJ-POPと呼ばれる)やフォークそしてロックが多かったです。
 時々歌謡曲も聴いたりしていました。
 日本の歌謡曲ってスゴイ洗練されたシステムで作られていて、作詞家、作曲家、編曲家が作った曲をプロデューサーの指揮のもとバンドと歌手が奏でて曲にします。
 完全分業でそれぞれの分野のプロが集まって行う訳です。


 どの作業も素晴らしいですが、特に編曲家(アレンジャー)とプロデューサーは「歌」を前面に押し出しつつ演奏も聴かせるような音楽制作をしたりします。


 僕がドラムを叩きたいと思ったのもニューミュージックを聴いて歌を引き立てるドラム、それでいてノリを出すドラムに憧れたからです。
 歌の盛り上げとノリの両方を出すアレンジってすごく難しくて、ドラマーよりもドラムを知っているくらいじゃなきゃ無理なんですよ。
 もちろんそういった要求に応える演者の技量も必要です。
 淡々とリズムを刻んでいてもダメ、必要以上にビートが出過ぎてもダメ、歌を喰っちゃダメ・・・その辺のサジ加減が絶妙なんですよ・・・日本の歌謡曲は。


 あ、チト脱線。
 でね、「ボーカルを引き立たせる為のドラム」って感覚は始めて以降ズーっと持ち続けているんですよ。
 そういう演奏の曲って聴きやすいですから。
 音楽を演って誰かの耳に入る環境であれば聴いてもらわなきゃ意味がないですよね。
 ライブ然り、デモ音源然りです。
 ・・・って事は結局聴いてくれる人の為のドラムになったりします。


 場面によって要求は必ずしも一致しない事もあります。
 バリバリ叩きまくる手数ドラムを期待される事もありましたが稀ですね。
 でも、聴いてもらえるなら「フンッ!」って気合入れて叩く事も必要かもしれません。


 そこでバンドマンは葛藤が生まれがちです。
 「ボーカルだけ聴かせるならバンドいらないじゃん?」なんてね。
 そうじゃないです。
 このボーカルはこのバンドじゃなきゃダメなんだって思って貰える事が楽器隊を選んだ僕とメンバーと世の楽器隊の人達の目標なんです。


 時々勘違いして「下手なボーカルなら喰っちゃう!」的なノリで演奏しているバンドがありしますが、「バンドがうるさすぎてボーカルが死んじゃってるよね」って思われた時点でバッキングとしては失格なんです。


 バンドが本当に上手ければ同じ状況でも「ボーカルがついて行ってないね」となりますから。
 その為にはボーカル(歌)の為の演奏を最大限演るって事が必要です。


 楽器をやっているとギターの為のギターやドラムの為のドラムになりがちですが、一人で打ち込み相手に好きな事をやっているなら別ですが、メンバーを揃えた演奏をするならバンドの為の楽器、歌モノを演るなら歌の為のバンドって気持ちが良い音を出す原動力になると思います。


 僕のブログを読むとドラムオタクっぽく感じるかもしれませんが、全部が一緒に音を出すメンツに気持ちよく演奏してもらう為の準備でしかないんです。
 ドラムの個人練習やペダルやシンバルのメンテナンスはその入り口でしかありません。


 ・・・・・そんな事をね、昔を思い出し、音楽のきっかけを思い出し、ドラムのきっかけを思い出し、最近の自分の行動を顧みてね・・・・改めて思った今日でした。

聴かぬは損!だった。

思い出話と反省を込めたブログです。
若いミュージシャン諸君は一読すると良いかもです。


 ドラムとバンドを始めて1年くらいした頃の事。
 社会人中心のバンドサークルに入ってサークル主催のライブにも混ぜてもらったりと可愛がってもらっていました。
 一番年下のペーペーだったウチのバンドは「修行」のようにライブのお手伝いから入って、バンド活動に必要な知識とか行儀を教わりながら楽器や音響機材の事を覚えていました。
 それと同時にライブやレコーディングの流れも覚えたし、音響さんや照明さんに紹介してもらったりと自分たちで音楽活動するにあたって必要な事を身につけたのもこの頃です。
 ※そのサークルは市民会館クラス(キャパ1000人超)の箱を借りてライブをする集団でした。
 専門の音響さんや照明さんも頼んでいました。


 その頃、バンドの名前が少しだけ街で広まり少し調子に乗っていた僕に「ある先輩(社会人)」が「洋楽を聴かなきゃ(知らなきゃ)一人前じゃない」的な事を言いました。
 正直な所あまり好きじゃない先輩だったところもあり、素直に聞けない自分がいました。


 その頃日本ではニューミュージックブーム真っ盛りで、ヘビメタブームが始まる寸前のバンドが流行りだした時期でした。
 テレビではベストテン番組にもバンドが出演したり、ミュージックトマトではロックやハードロック系のバンドが頻繁に取り上げられていました。
 深夜にはベストヒットUSAが放送され海外のムーブメントも盛んに紹介されていました。


 当時好きなドラマーが青山純(プリズム、山下達郎ほか)さんやシータカさん(佐野元春、渡辺美里ほか)で、洋楽にはない「日本人」らしいリズムとノリがとても心地よかったんですよね。
 そして先輩方が聴いていた音楽は自分にとっては古臭くてカッコイイものには感じられませんでした。


 ある日、当時のバンドメンバーと音楽の話をしていると件の先輩が割り込んで
散々語った挙句「ビートルズ知らないヤツは音楽語るな」的な事を言ったのを聞いて「絶対にビートルズは聴かん!」と決めました。


 実際いまの歳までまともにビートルズを聞いていません。
 どこかで流れているのを聴いたり、誰かがカバーしたのを聴いた程度です。


 別の先輩やサークルを主催していた人は僕に古いハードロックやプログレのビデオやレーザーディスクをやたら見せたがるのが不思議でした。


 しかし若かった僕は「わが道を行く」でバンド以外の個人練習はオフコース(大間ジローさん)やチューリップ(伊藤薫さん)とかポンタさんばかり叩いていました。


 その後、サークルを脱退してからはPOLICE(スチューワート・コープランド)やTOTO(ジェフ・ポカーロ)にハマって聴きましたが、それ以外はほぼ聴き流すていどで、コピバンのお手伝いもドラマーが誰とか考えないでコピーしていました。


 近年になってドラマーを意識して聴くようになり、Gavin HarrisonやAnika Nillesを知ったりSimonPhilipsやBillyCobham、Dave Weckなど有名どころを見知ったりしています。


 ・・・・・・・・・もっと早く知っておけば・・・と思う処が多々ありです。


 どんな人の言葉でも自分に関わりのある事柄だったら少しは興味を持つべきでしたね・・・。
 聴かぬは損!でした。


 その上で敢えて言いますが、日本人にしか出せないグルーブって必ずあります。
 洋楽を学ぶのはとても勉強になりますが、そこに寄せるとか真似るではなく昇華して自分のモノを作り出すことが先の音楽に繋がるでしょう。


 デジタルミュージックに寸分狂わず合わせるなら最初から打ち込みのドラムを使った方が良い結果になります。
 洋楽をマジでコピーしたいなら外国人に叩かせれば良いかも知れません。
 あ、実際に叩いてでたグルーブが外国人っぽい(洋楽っぽい)人もいますので、そういう人は別です。
 そうじゃない自分(もしくはあなた)が叩いて一番心地良く出せるグルーブを大切にする事、それを研ぎ澄ます事も一つの手だったりもします。


   足りない部分を知って尚、良い所を認識する・・・客観的に自分を見るのは大切ですね。