ドラム日和

ドラム・音楽・楽器を中心にその他諸々書いています。

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更新は不定期です。

演奏レベル??

 セッションや音合わせを誘ってくれる人の中で時々演奏レベル(技術レベル)を随分と気にする人がいます。
 確かにイイ歌うたいさんと演奏すると楽しくなるし、素晴らしいギタリストさんやベーシストさんと合わせると自然とノッて来たりします。
 
 何でもそう、仕事でもスポーツでも良いチームで取り組むと普段以上の能力や発想が出せたりするものです。
 
 正直、雰囲気の悪いバンドや雰囲気の悪いプレーヤーと音合わせすると「つまらない」事も多々あります。
 でもそれは技術云々ではなく「雰囲気」です。
 
 「良い音を作る」「良い演奏をする」「良い曲にする」って目的があれば技術は大した問題ではありません。
 チームワークを作る能力が最優先されます。
 
 技術的な能力の高い人同士で集まれば、高い確率でレベルの高い演奏は出来るでしょう。
 しかし「それがすべて良い曲か?」となると「≠」です。
 
 良い曲って楽曲そのものの評価もありますが、演者さんの演奏力以外も含めた能力の賜物だと思います。
  
 誤解のないよう書きますが、技術を否定している訳ではありません。
 技術は有るに越したことはありませんから。
 ただし、それは曲やバンドを構成する一因でしかないのも事実です。
 
 ストリートとかで演奏している人で明らかに拙い技術のギターと粗削りなボーカルでも聴き入ってしまう曲を演ってる人だってたくさんいます。
 そんな時は「うわースゲーなぁ・・・この曲をバンドで演るならどんなアレンジするだろう?」「アレンジが変わるとどんなかな?」なんて想像してしまうほどインスピレーションを掻き立てられたりします。
 もちろんアレンジなしでの弾き語りでも十分素晴らしい曲ですよ。
 
 技術的に厳格な印象のあるクラシックの世界でも、ヴェートーベンやバッハ、モーツァルト、ブラームス、ドボルザークが楽器の名手だったなんて聞いたことがありません。
 名手だったかも知れませんが、「ピアノの達人」とか「ヴァイオリンの達人」なんて聞き覚えがありません。
 
 良い曲を創る・作るってそういう事なんでしょう・・・と思います。
  
 なので、一も二も無く技術レベルを聞いてくる人との誘いは極力断っています。
 そういう人との音合わせは「楽しくない」事が多いですから。
  
 そんな事(技術レベル)よりも下手くそでもプログレやる!とかって意気の方が大切です。
 初心者から一歩進んだくらいの技術レベルの人も、僕にない経験や音楽知識を持っていたりします。
 そういう人の良い(面白い)部分を引き出し合えるメンバーとの演奏が理想で、その為には引っ込みがちな経験の浅い人や年齢の若い人がノビノビ自分を出せる雰囲気づくりをお互いに出来る人達との出会い、自分の心得が大切だ・・・と感じるこの頃です。