ドラム日和

ドラム・音楽・楽器を中心にその他諸々書いています。

曲を叩くという事。

 最近の傾向として「どうも日本人は勤勉過ぎる」と感じるトコが多々あります。
 スクールや教室へ通う、スタジオで練習する・・・もちろん結構な事ですが、教わる事がドラム演奏の目的になっている人が随分多いなぁ・・・と。


 基礎練習や基本的なルーディメンツが大切なのは否定しない処か肯定的な方ではありますが、ぶっちゃけ・・・「それが出来なくても演奏は出来ます!」


 教室で教わる事で煮詰まってしまってドラムをやめようと考えている人のブログをいくつか見ました。
 とても残念な気持ちになりました。


 聴いていて楽しくて、その楽しい音楽に触れたり音の一部になってみたくて始めたドラムを教室のカリキュラムを難しく感じたり講師の教え方について行けずに目的の原点であるドラムまで失う・・・もちろん当人が一番悔しかったり残念だったりしているはずですが、「縁が違えば楽しい事も有ったろうなぁ」と思う僕も居たりします。


 縁・・・めぐり合わせです。
 教室・スクールに通っていて良い(色んな意味でその人に合う)講師に出会っていたら。
 教室・スクールに通いつつも一緒に音楽活動をしてくれるメンバーがいたなら。
 ・・・たら・れば・ですが、縁てとても大切です。


 あの、この際ハッキリ書きますが、ドラム講師は画一的に教えるスキルを持っている訳ではありません。
 叩くのが上手くても、教えるのが下手な講師なんて山ほどいます。
 教室やスクールで悩んだら、辞める前に講師を変えてみるとか、教室そのものを変える事をお勧めします。


 そして「勤勉」についてですが、スクールや教室って所謂「卒業」がありません。
 〇〇カ月コースとかってのは別ですがね。
 なので「教室で教わる内容をマスターしてから音楽活動」って考えていたらいつまでも出来ません。
 バンドと教室を並行してやるのが楽しいでしょう。


 ってか・・・・音楽(楽器)を演奏するってそんなに堅苦しいモノじゃないです。
 学生時代に友人と組んだバンドのままプロデビューしたり、そのバンドが解散したあとサポートやスタジオをやっているプロドラマーはたくさん居ます。
 講師に教わった経験がなくても、そこまで出来る人もいます。


 有名な話ですが、ジャズ界の大御所・・・「巨人」と呼ばれたアートブレイキー氏は元々はクラブで演奏するピアニストでした。
 酔っ払いに「ドラムを叩いてみろ!」と脅されて叩いたのがドラマーになるキッカケでした。
 アートブレイキー氏はドラムを叩くセンスが有ったんだと思いますが、「演奏」ってそんなもんです。


 そして僕にドラムの極意を教えてくれた恩師の言葉ですが「ドラムってグルーブさえ崩さなければ何をやってもミスじゃない」と「プロはミスをしないんじゃなく素人に分からないように誤魔化すのが上手いんだ」です。
 フィルインの音が足りなかったり、叩く場所(楽器)を間違えたりしても聴いている人が違和感を感じなければミスにはならず「アレンジ」になるんです。


 なので演りたい音楽が明確なら、教室もスクールも結構ですが「まず演奏をする」「音を楽しむ」事を優先しても良いと思います。
 


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