ドラム日和

ドラム・音楽・楽器を中心にその他諸々書いています。

ペダルを選ぶなら・・・その3

 ペダル選びもネタ切れ・・・かな(^-^;
 その1と その2でお勧めペダルとペダルを購入した後の調整と交換可能なパーツなどを紹介してみました。
 その3はペダル雑談です。


 今回のペダルシリーズの最初に書きましたがドラムペダルは直接身体でコントロールするパーツですから、慣れたモノ・馴染んだモノを使う事をお勧めしています。
 だからと言って、スタジオやライブハウス据え置きのペダルがダメだという事ではありませんよ(^-^;
 スティックやペダルなど直接身体でコントロールする物は毎回変わらない方がパフォーマンスが安定するという事です。


 ペダルを買うと上手くなるって勘違いも散見されますが、特別上手くなる事はありません。
 なので高価なペダルだからテクニカルなフレーズがやりやすいという事も考えづらいです。


 じゃあ高価なペダルの意義は?
 意義と言うか主な違いは製品としての精度です。
 使われている部品一つ一つの精度もそうですが、動作の精度も良い製品が多いです。
 しかし、その精度は一般的なプレイで必ず必要になるか?と言うと、答えは「NO」です。


 分かり易く「ネジ」に例えてみます。
 工具店やホームセンターで買うと10本で150円程度買る一般的なネジ・・・コレが普通のペダルだとします。
 宇宙船や真空蒸着装置の一部に使う高精度ネジは1本で数万円~数十万円・・・コレが高価なペダルです。
 自宅の金属ラックが壊れた時、どちらのネジを使っても修理は可能です。
 つまり一般的な用途(曲)で使う分にはどちらでもOK!・・・って解釈で良いと思います。

 多分、自宅のラックに高精度ネジはオーバースペックでしょう。

 しかし、高価なネジを使いたい人もいます。


 そしてジェット機の一部やロケットの精密部分には一般的なネジは使えません。
 価格に見合う精度や性能の差があります。
 この部分は残念ながら例から外れて「高価なペダルでしか演奏出来ない曲」は無いと思います。


 じゃあ誰用もしくは何用なの?ってなりますよね。
 コレは、使い手が必要性を感じるかどうか?だけです。
 本当にその精度が必要なプレイをする人がいるかも知れません。
 そのペダルを使う事で気持ちが平和になったり満足したりする人もいます。
 メーカーへのこだわりがある人もいます。


 先に書いた通り高い精度で作られた製品ですから、そのペダルでしか得られない使い心地は必ずあると思います。
 その部分を求めるかどうか?次第です。


 では高価じゃない一般的なペダルは皆同じか?というとそうではありません。
 ある程度技術的な習熟があれば、ペダルの種類が違っても曲の演奏に支障は出ないでしょう。
 ※バネなどの調整をしたうえでの演奏って意味です。
 しかし踏みやすさをはじめとする扱いやすさの違いは存在します。
 歩きやすい靴と一緒です。
 足の形に合う、足の能力に合う、形の好みに合う・・・・など。
 それらはフットボードの長さや形、カムの形などで選別するのが一般的です。


 ペダルの個性をまとめてみます。
 偏心カム
 踏み始めが軽く、踏み込みでビーターが加速して音量を稼ぐタイプです。
 カム部分で加速する仕組みなので、パワーのコントロールが難しい事が有ります。
 真円カム
 一定の踏み心地でビーターをコントロールしやすい製品です。
 アクセントなど音量が必要な部分はパワーが乗る踏み方が必要です。
 ベルトドライブ
 軽い踏み心地とアタック感が硬くない製品が多いです。
 一般的にチェーンドライブと比較するとパワーが稼ぎづらいと言われています。
 ダイレクトドライブ
 カムに依存しないので、ストレートな挙動で動作が軽快です。
 音量も速度も踏んだそのままが表現されるので演奏はシビアです。
 ダブルチェーン
 カムとフットボードを繋ぐチェーンが2本の製品。
 横ブレが減少して安定した踏み心地が得られる反面、若干重さを感じる製品が多いです。
 シングルチェーン
 カムとフットボードを繋ぐチェーンが1本の製品です。
 踏み心地は軽いですが、踏み方によっては横ブレが起きやすいです。


 ・・・これくらいが大別される部分だと思います。
 それ以上の機能や性能についてはメーカーサイトなどの解説をみてね!


 それ以外にロングフットボードの製品だったり、ベースプレートが有ったり無かったり・・・色々な製品があります。
 メインストリーム製品でも多少価格の差はありますが、それはあくまでも機能的な差だったり使っている部品数の増減によるもので明らかな精度の差ではありません。
 なのでもしも選ぶのであれば価格前提ではなく、自分が扱いやすいかどうか?で選ぶことをお勧めします。

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。