ドラム日和

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楽譜のコピー問題

 楽器フェアでもらったパンフレットに 楽譜コピー問題協議会(CARS)の小冊子が入っていました。
 曲に対しての著作権は考えた事がありましたが、楽譜の権利については考えた事がありませんでした。


 なので同じように楽譜の権利についての知識などが薄い人の為に書いてみます。


 簡単に言うと楽譜も楽曲同様に著作権があり、売り上げによって作詞・作曲者や採譜した業者または個人、更に販売に関わる人達が潤う仕組みになっているようです。
 なので、楽譜がコピーされたり無断配布されると上記の人達や業者にお金がまわらなくなり結果楽譜メーカーや採譜者がやめてしまう事に繋がるそうです。
 最終的に楽譜が手に入らない・・・となるようです。


 じゃ、コピーとは?ですが・・・。
 ・複写機によるコピー
 ・デジタルカメラ機能付きの携帯電話による撮影
 ・スキャナーやOCRによる読み取り
 ・文字・画像データのコピー アンド ペーストやプリントアウト
 ・パソコンへのキーボード入力
 ・書き写し
 ・・・・ここまでが「複写」とされる行為に含まれるようです。
 歌詞も同様の扱いになります。


 ↑ に書かれていませんが、権利関係の法律を見ると曲を聴いて採譜した物も複写と同様の扱いになるようです。
 なので耳コピーした曲を採譜してメンバーに配る事も違法になるようです。
 やはり歌詞も同様の扱いです。


 しかし一概に全てのコピーを禁じている訳でもありません。
 あ!禁止ではありませんね、著作権の手続きが必要って事です。
 許されるコピーも存在します。


 じゃあOKなコピーとは?
 ・学校の授業で使う為のコピー
 ・個人練習に使う為のコピー
 ・著作権が消滅した楽曲の楽譜のコピー
 ・・・これくらいらしいです。


 著作権手続きが必要なケースは
 ・部活動で使う楽譜(小学校以外)
 ・コンクールなどで審査員に提出する為のコピー
 ・購入した楽譜を友人などへコピーして渡す。(データも紙もNG)
 ・入場無料のコンサートのパンフレットなどへ楽譜や歌詞を載せる。
 ・研究レポート作成の為に学校の図書館で楽譜をコピーする。(一部例外アリ)
 ・・・・グレーに思う所は「黒」だと思うべきなんでしょうね。


 チト不思議なのが
 無料コンサートなどで著作権が免除される部分がありますよね?
 ・非営利
 ・入場無料
 ・出演者への報酬が無い事

 ↑ の3点を満たせば著作権法の例外として著作権の手続きなしで演奏ができます。
 手続きをしない=使用料を払わなくてよいです。


 なのに、同じ条件で演奏する曲の歌詞や楽譜をプログラムに載せる事は「演奏」に該当しないので著作権手続きが必要になるようです。
 何だろ・・・釈然としないです・・・屁理屈にも見えます・・・う~~む。


 そして、同じ条件の講演会などでプロジェクターや液晶画面に歌詞や楽譜を映す場合も手続きが必要になるようです。


 ざっとこんな感じです・・・更に詳しく知りたい方は ↑ のCARSのサイトで調べるとか「弁護士ドットコム」の相談コーナーとかを検索してください。


 しかし・・・あるんですね・・・こういう団体やルール。
 「何を堅い事を言って・・・」とも思えますが、楽譜の出版物やダウンロードデータを作る人が居なくなったら困る人は大勢いると思いますので、守らなきゃなぁと思います。


 ・・・・しかし、あれですね・・・理屈は分かるんですが、アマチュアバンドの音楽にもイチイチ権利やお金が付いて回ると思うと何だかツマンナイし味気ないですね。

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