ドラム日和

ドラム・音楽・楽器を中心にその他諸々書いています。

初めて買ったスネアの話。

 思い出話です。

 
 僕が初めて自分で買った楽器は「スネアドラム」でした。


 高校二年生の秋に買いました。
 同年の初夏にバンドに入ったので考えてみると割と早い時期に買ってましたね。


 我が家は全然豊かじゃない家庭でした。
 なのでバンドのお金は一切合切バイトで稼いでいました。


 初夏にバンド加入、すぐに最初のライブ。
 音楽が盛んな街だったので、夏のイベントには何かとライブがつきものでした。
 僕のいたバンドは「頑張っている若者(学生)」的な感じで何度が出してもらいました。


 ある日、先輩(社会人)ドラマーが「ドラムやるならスネアくらい持ってなきゃな」。
 真に受けて「買わなきゃ」と意味不明な決心。


 バイトの収入からスタジオ代の他にスティック代くらいがバンドにかかるお金。
 それ以外は高校生なりの遊びや付き合いに使っていましたが、「貯めよう!」と決心しました。


 予算の都合でローエンド品かその少し上の製品にしようと決めました。
 実際スネアの違いって見た目くらいしか分からなかった頃ですから、十分だったんです・・・それで。


 地元の小さな楽器屋さんで取り寄せてもらい Pearl のローエンド品のスチールスネアを買いました。


 型番は・・・残念ながら失念(^-^;・・・多分4514Dだったと思います。
 14x6.5インチのスチール製で、プレスフープのモデルでした。
 定価25000円のヤツでした。


 チューニングのやり方も部品の名前も何も分からないままに買いました。


 音作りが下手すぎてライブでは「もういい!ミュートしろ!」とか言われながら使い続けていました。


 音を作るにはホントに良い勉強になったスネアでした。


 ミュートで音をまとめる事も(ミキサーさんに叱られながら)覚えました。
 ミュートをしない状態で良い音を作る事の大切さに気付いたのもこのスネアです。
 チューニングを何度もやり直したり、時にはヘッドの種類も変えてみたりした結果、最後に「僕が出したい音はこのスネアの音ではない」と分かったスネアでもありました。
 同時に楽器って触るほど分かる、分かるほど変わるって事も知りました。
 
 その後、7台くらい使って今のスネアにたどり着きました。
 音の好みって年々・・・世代によって?音楽の趣味につれて?変わるものなので、今のスネアの音が昔の自分の好みかというと違います。
 
 「スネアの音ってこんなもの」とか「こんな感じ」って考えるとどんなスネアを使っても違いは感じないでしょう。


 「こういう音が出したい!」と理想を決め打ちするとスネア選びが楽しくなります。


 高価なら良いというモノでもないし、チープなモノでも弄り倒せば全てが何とかなるとも限らない・・・「適正」や「相性」は必ずあります。


 スネアに限らず楽器ってみんなそんなモノだと思います。

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