ドラム日和

ドラム・音楽・楽器を中心にその他諸々書いています。

JASRAC と 音楽教室

 突然思い出したので色々調べたり考えたり・・・。


 徴収対象は今のところ楽器メーカーや楽器店が経営する音楽教室に限定しているようですね。
 個人の教室などは今現在は対象外のようです。


 ネット上は賛否両論・・・ではなく圧倒的に JASRAC の主張に対して否定的でした。


 個人のサイト・報道機関のサイト・徴収対象となる楽器メーカー系音楽教室のサイト・音楽を広めたり楽しむ事を進める有志団体のサイト・・・・その他諸々。


 反対理由は様々で。
 ・徴収される使用料が教室の利用者にまわる事を危惧する意見。
 ・使用料の支払いを避ける為教室が著作権使用料の発生しない曲のみを使い、その事により生徒(主に幼児・児童など)が音楽に興味を持たなくなる可能性。
  著作権料が発生しない曲
   ・・作者の没後60年以上経過した曲
   ・・オリジナル楽曲
   ・・著作権を放棄した曲(著作権フリーの楽曲)
   ・・・・・その他。

 ・JASRAC の収支が不透明である事を理由に反対
  
(教室に限った事では無いようです)
 ・目的が教育なので営利目的の演奏にはあたらなく徴収理由にならない。
 その他多様な意見がありました。
 興味のある方は 「 JASRAC 音楽教室 」などで検索してください。


  
 JASRACの意見は ココ から読んでください。


 反対では無いです・・・賛成とも言い切れませんが。


 JASRACのような著作権保護団体が無ければ困る人が居るのは事実です。
 もしも音楽教室などから著作権使用料を徴収すると、著作権者への分配が増えて作曲を生業にしている人が豊かになったり増えたりする可能性は少なからずあります。
 そういう意味では「賛成」って気持ちはあります。


 ところで音楽教室への徴収金額ってどれくらいで、それが生徒さんへ廻った時に個人の負担はどれくらいになるんでしょうかね?
 そこに触れている情報が見当たらなかったんですよね。
 ただ、JASRACの 使用料計算が結構大雑把・・・面積や人数によって段階的に金額が決まっているようなので、生徒さんが少ない教室の場合は生徒さん一人の負担が増える可能性があります。
 そこはキチンとした計算をして算出する方法をとらなければ不公平になります。
 なので不公平を残したまま徴収する仕組みになるのであれば「反対」です。


 も一個言うと、使用料を長期滞納したお店などへ数百万単位の請求をした事案がありました。
 民訴になり和解となったようですが、支払額が減額(8掛けくらい)されていました。
 著作権者への分配が大前提(協会の運営費も含まれているでしょうが)のはずの著作権使用料が減額されるっておかしくないでしょうかね?
 運営費を削っているとすると2割は運営費って事になりますが・・・取りすぎじゃないでしょうか?20%って・・・下手すると小売店(営利企業)の粗利並みですよ?
 


 そして楽器メーカー系・楽器店系の教室からのみ徴収するというのもおかしな話で、大手の教室での演奏は著作権使用料が発生して、個人や小規模な教室の演奏では発生しないって解釈になりますよね。
 現段階を法的に断面で捉えると・・・って事ですが、JASRACの主張が法を基にされているので「法」で考えるのは当たり前です。


 まだ係争中の段階という事で大手の教室のみの請求という話です。
 ここでも不公平・・・。
 裁判での最終決定で JASRAC の主張が認められれば個人・小規模の教室にも請求が行くと思われますが、その段階から請求を開始しても良かったのではないでしょうかね?
 


 反対意見に多くある「音楽教育の萎縮」。
 JASRAC の言う 作曲者の利益。


 どちらが優先されるべきなんでしょうか・・・。

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