ドラム日和

ドラム・音楽・楽器を中心にその他諸々書いています。

ペダルを調整してみよう。

 以前にも似た内容を書きました。
 そちらは僕のセッティングが中心だったので、改めて基礎的な部分を書いてみます。


 モデルは PearlP-2000B です。
 Pearl 社から発売された ELIMINATOR シリーズのベルトドライブ式ペダルです。
 チェーンドライブでも同様の手順で調整可能です。
 また、他社ペダルでも調整箇所については大きく変わらないので、流用できると思います。
 ※モデルによっては調整機能の一部が省かれた物もあります。

 ペダル調整の主な目的は踏み心地の改善です。
 その一歩目はバネの調整でしょう。

 今回は画像つき・・・親切だなぁ・・・(^^)
 で、まずは画像中心にある「ロックナット」を緩めます(スゴイ緩めても良いです)。
 次に「調整ナット」を回してバネを固定している「ボルト」の上下位置を調整します。


 「調整ナット」を上から見て・・・
 時計回りに回すと(Aの状態)ボルトが上がりバネが緩みます。
 バネが緩むので踏み込みが軽くなります。


 反時計回りに回すと(Bの状態)ボルトが下がりバネが伸びます(張られます)。
 バネが張られるので踏み込みが重くなります。


 ・・・・ココまでが第一段階です。


 次にバネによる作用ですが・・・。

 (A)の手順でバネを緩めるとフットボード(踏み込むボード)が自重で下がります。
 ボードが下がると踏み込んだ時と同じ作用でビーターが前側へ振られます。


 (B) の手順でバネが張られると(A)の逆作用でフットボードが上がりビーターが後ろ側へ引かれます。


 ・・・・・ココまでが第二段階・・・理解できたらいよいよ調整です。
 


 自分の踏みやすいバネ強さになるように調整をします。
 もしも、調整失敗が怖い時は弄る前にマジックなどで位置合わせのマークをして置くと良いです(戻しやすいです)。
 また、調整の過程を画像で残す方法もアリです。
 

 

 ①ロックナットを緩める
 ②調整ナットを回してボルト位置を変えてバネのテンションを合わせる。
 ③ロックナットを締めてボルトを固定する。
 


 第二段階に書いた通りフットボードとビーターの位置が変わるので調整します。


 まずはビーターから。

 ①六角シャフトとバネの角度を固定しているユニロックのボルトをチューニングキーで緩めます。
 ②ビーターの角度を普段の角度に合わせます。
 ③ユニロックのボルトを再度締めて固定します。
 ※モデルによっては固定ボルトの開閉に六角レンチが必要な物もあります。
 
 調整のヒント
 ビーターを後ろ側へ固定すると、ビーターがヒットするまでのストロークが長くなるのでペダルの踏み込む距離が長くなります。


 バネを緩めたら音が小さくなった・・・コレはビーターが前へ出てストロークが小さくなった事が原因だったりします。
 バネを弱く張ってもビーターのストロークが十分なら大きな音は出ます。


 バネを強めたら音が大きくなった・・・コレはその逆だったりします。


 
 次はフットボードの調整
 前提として、カムやチェーンを変更していない場合はビーター角度を調整するとフットボードも同時に調整されるので変更の必要は無いです。
 独自に調整の必要が出た場合の調整方法です。

 

 ①カムとベルト(チェーン)を固定しているボルトを緩めます。
 ②固定する位置を前後させてボードの角度を調整します。
 ③再度ボルトを締めて固定します。


 ・・・・・・・・・↑ の3か所で踏み心地を調整します。


 1 - バネ位置の調整・・・踏み込みに必要な力の調整。
 2 - ビーター角度の調整・・・ビーターのストローク調整
 3 - フットボードの調整・・・ペダルのストローク調整


 まとめ
 (A) バネを緩めた時
  ビーターが前へ出る
  フットボードが下がる


 (B) バネを張った時
  ビーターが後ろへ倒れる
  フットボードが上がる


 ↑ の2パターンの調整をします。


 この調整はバネ調整した時以外も、ペダルの角度やビーターのストロークを変更したい時に使えますので覚えておいて損はないです。
 もしも調整する機会が有ればチャレンジする事をお勧めします。


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番外編
 ヒールプレートの調整。
 ELIMINATORシリーズはヒールプレートの位置を調整する事でロングボードと同等の効果が得られる機能があります。
 理屈はDEMONシリーズも同じです。
 

 ①ベースプレートとヒールプレートを固定しているネジを緩めます。
 ②ヒールプレートを前後させて位置変更します。
 前 : 標準ボード
 後 : ロングボード


 ロングボードのメリットはボードの長さを利用して短く軽い踏み込みでショットが出来るところです。
※ボードの長さ=半径として、外周と角度を考えると分かり易いです。

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