ドラム日和

ドラム・音楽・楽器を中心にその他諸々書いています。

終戦想

 明日は終戦の日です。
 本来ならその日に書くべきですが、明日はブログをキチンと書けるか不明なので前倒して今日書きます。
※長文です:ドラムに関係ない内容なので興味の無い方は読み飛ばしてください。

 1945年(昭和20年)8月15日 ポツダム宣言の受諾を国民に周知し、太平洋戦争(第二次世界大戦が終結しました。
 戦争が終わって73年が経ちました。


 今、アジア情勢が不安定とか不景気からの脱却がイマイチとか言われながらも平和な暮らしを送れています。
 気象や震災などで被災されている人達はいますが、自然災害はどういう国でも状況でも起こりうる事で、少なくとも明日・・・いや、今日の命の危険を考えなければならない状況ではありません。


 以前、名古屋の大須観音の境内で月に1~2度開かれる骨董市を覗いた時に衝撃的な日記を見つけました。
 骨董市と言っても、陶器や装飾品だけでなく衣類から日用品、書物や絵画・古銭など幅広い品物を数十軒の露店が販売しているイベントです。
 その日記は藁半紙を束ねたような造りの所謂「帳面」と言われる物に細い筆で書き殴られていて、書いた人は一般の人のようでどこで入手したのかが甚だ謎な物でした。
 ただ、使われている言葉や文字、紙の傷み具合から戦時中の物だろうと予想される品物です。


 内容は、日付のあとに日々の出来事が書かれている普通の日記でしたが・・・
 〇月〇日 午前中に空襲があり誰と逃げた(実名あり)・・・とか
 〇月〇日 はす向かいの子供が予科練へ旅立った(実名あり)・・・とか
 ある日は怖がり、ある日は震え、ある日は逃げて、ある日は失望する・・・
 日々の事が書き残された中にはもちろん何もない平和な日もありました。
 身体の一部を失って戦中に戻って来た人の事も書かれていました。


 毎日が必死で、命がけで生きていた日記でした。


 その内容を読んだ時に衝撃が強すぎて完全に思考停止してしまいました。
 普段些細な事に不満を感じたり、誰かが嫌いとか好きとか・・・・今の自分は平和だと感じました。
 


 誤解を恐れずに書くと僕は戦争反対派ではありません。
 ただ、キチンと国際法に則った戦争に限ってです。
 というのも国際法での戦争の定義は「軍 対 軍」が原則です。
 一般市民や民間の土地や家屋・建設物を巻き込んではならないルールがあります。
 戦時下にそんなキレイ事・・・と言う人もいます。
 キレイ事・・・じゃないんです。
 ルールなので守らなきゃダメなんです。
 守らないから悲惨な事になるんです。
 大戦中の日本はルールを守ってはいませんでした。
 でも、それは日本だけじゃありません。
 だから仕方がない・・・そんな事をいつまでも言っているから悲惨な事が終わらないんです。
 今でも、守られていない。
 でもルールを破る事を責める人も国も無い。
 ルールを守られては困る人が大勢いるからでしょう。


 今の日本に「軍」は存在しません(法律上)。
 なので日本は戦争に参加できません。
 報道では日本の法律上どうのこうの言っていますが、国際法違反です。
 安倍さんが憲法解釈で米軍の後方支援だけじゃなく戦闘行為が出来るような事を言っていますが、そんなのは日本の法律だけの問題じゃありません。


 それでもやめようとはしないし、マスコミも肝心な所には触れない。
 戦争になると肥える人達がいるんでしょうね・・・お友達に。


 であったとしても、もし参戦するなら「軍」を作って「軍」同士でやらなければ国益に反する行為です。(軍同士でも・・・軍人も人間ですからね・・・)
 最も国が大切にしなければならない「人間」を失う行為は絶対にダメです。
 と言っても一旦戦争が始まるとそんなルール現実的には無視されます。


 なので結果的に戦争は起こっちゃいけない、参加しちゃいけない事になります。


 「法」や「国益」以前に、人が誰かを失った喪失感。
 それが大切な人だったら、家族だったら、恩ある人だったら・・・それを考えると絶対に繰り返しちゃいけない歴史の行為なんだと思います。
 政治家の方々はそういう意識が希薄なんでしょうかね。
 「あなたの身内や大切な人も危険な目に合うんですよ?」


 第二次世界大戦を経験した国として、その国に暮らす国民として「二度と繰り返しちゃない」教訓を持つ事が改めて必要だと思うこの頃です。


 大戦で亡くなられた方々のご冥福はもちろん、戦争被害に遭われて苦しんでいる人やそのご家族のご多幸を祈ります。

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