ドラム日和

ドラム・音楽・楽器を中心にその他諸々書いています。

ドラマー・ライブに向けて

 台風が接近しています。
 通過や被害が予想される地域の方々は十分に注意してください。
 万が一避難についての広報・告知が出た時には素早く避難してください。
 そして、事前に準備もしておいてください。
 


 さて・・・です。
 もうすぐ連休も始まります。
 夏はイベントが盛りだくさんで、その一環でのライブも多いです。
 そこでライブでのドラマーの役割というか心がけを書いてみます。


 まず、リズムを刻んで曲を演奏する・・・当然ですね。


 それ以外・・・の事です。


 前提として、アマチュアバンドの多くはコンダクター(指揮者)がいません。
 バンマス(若しくはリーダー)がいたとしても、演奏中は大抵客席に向かっていますし滅多にメンバーとのコミュニケーションはとれ(とり)ません。


 ライブは一発勝負の世界で、練習と違ってやり直しは滅多にできません。
 そして一発勝負ならでは・・・と言うか、トラブルは「あるある」だったりします。


 ・・・・・・・・・


 ドラマーは大抵ステージの最も後ろに居て全体を見渡す事ができます。
 なので、(余裕があれば)ステージ全体を見ながら演奏するのが吉です。


 まず「演奏を止めない」「曲を崩壊させない」為にあらゆる手段を使います。
 ステージ慣れしていないメンバーは舞い上がったり、気持ち良くなってしまって小節を飛ばしたり、いつもより長く演奏したり・・・コレはありがちと言うか「あるある」です(^^)


 放っておくと、他のパートとの演奏位置がズレたり、音節が切り替わるキッカケを見失う事になります。


 練習なら一旦止めてやり直しができますが、演奏時間が決められているライブでは無理です。
 なので、出来る限り分かり易く目立つ合図を入れて各パートの演奏の頭が揃うように仕掛けるとかの転機が必要です。


 ライブと練習の最も違う所はM.C.の有無です。
 大抵はボーカルさんが話しますが、喋っている最中って意外と「孤独」だったりします。
 ※場慣れしたボーカルさんは別です。
 例えば話に詰まって横を見ても、ギターやベースはチューニングを直していたり、エフェクターを弄っていたりで話を振る事ができない。
 ドラムやキーボードは後ろが多いので、お客さんに背中を見せる訳にも行かない・・・。


 そこで、ドラムが出来る事と言えば少しでも話が盛り上がるように、客席とボーカルのやり取りに合いの手的な音を入れたり・・・で少しでもボーカルの負担を減らせるよう「何か」考えて行動します。
 ※合いの手も、しつこすぎたり、間が外れると逆効果になるのでご注意あれ。
 


 そういえば以前、寒い季節の野外ライブで1曲目にギターとベースが同時に「弦が切れる!」って事がありました。
 予定外にM.C.を入れなければならなかったボーカルは超焦っていました。
 知らない街、僕らを知っている人もいません・・・。
 話題も見つからず、声が寂しかったのと間が持たせられそうになかったのでギターとベースが戻るまでバスドラムで4分音符を踏み続けていた事がありました。
 ボーカル曰く「バスドラムの音で落ち着けた」と言っていました。
 的を射た事か?は別にして、それだけの事でも救われる事があるんだと思います。


 僕は間が空いたからと言ってドラムソロを叩いて埋めたりするタイプではありませんが、何かがあった時に次に繋がる(繋げる)為にどうしたらよいか?を考えています。


 でもそれは最初から出来た訳ではありません
 場数をこなす事で、起こるトラブルを覚え、その都度どういう方法でリカバリーできるか?と考えてきた結果です。
 リカバリーの方法は人それぞれだし、対応もケースバイケースなので一概な方法はありません。


 何かあった時はとにかく「何か出来る事!」と考えてみてください。


 トラブルも経験する事で経験値が上がる事ですから向き合ってみましょう。
 


 ちなみに、経験したトラブルで印象深い物といえば・・・・


 ・地方の野外ライブで蜂が襲来(一匹だけですけど)
 ・出るはずのS.E.が出ずに演奏開始のキッカケが掴めなかった。
 ・ドラムに横あてのモニターが音がデカすぎて自分の音が聴こえない。
 ・ボーカルがM.C.の内容を忘れて立ちすくむ
 ・ボーカルの歌詞が飛んだ
 ・シンバルスタンドが倒れる(傾く)
 ・ボーカルがステージから落ちる(約1.7m)
 ・ギターがリードを忘れて棒立ち
 ・ギター、ベースの弦が切れる
 ・施設が停電になって生楽器以外演奏不可
 ・・・・・・・・まだまだあります・・・書ききれません(^-^;


 そういう事がつきものなんですよ・・・ライブって。


 なのでライブ中のトラブルやミスは「普通のミス」と考えてはダメです。
 多くの人の前で演奏をするというのは平常な事ではありません。
 ※以前のブログに書いた僕の姿勢と同じ人は平常かも知れません。
 そして出演者、メンバー、スタッフさんなど関わった人達の多分全員が成功を目指している中で起こった事です。
 悪意でもわざとでも無いですからね。
 平常じゃない時に起こった事で誰かを責めたり、誰かに責任を求めるのは「大間違い」です。
 大体、ミスなんて言われる前に自分自身が分かってるでしょ・・・ダメ押ししたいのかね?って思うやり取りを随分見てきました。


 そんな事より、次に向けて気持ち良く演奏できる環境を考えた方が圧倒的に楽しくてミスやトラブルの少ないライブになります(仕事や部活と一緒です)。


 最初に書きましたが「あるある」なんですよ・・・全部の事象が。


 なので「当然ある事」と思ってライブに挑むのが吉です。
 それも含めてライブの楽しさですから・・・。


 あと、↑ の心がけはメンバーであれサポートであれ関係ないです。
 練習期間や回数が少ないとか、馴染みのない音楽だとか・・・理由は諸々あるでしょうが「そんな事はお客さんに関係ない」ですから。

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