ドラム日和

ドラム・音楽・楽器を中心にその他諸々書いています。

シンバルの選び方

 理想のシンバルの形は外周とカップ・センターホールが真円で同心円。
 厚さやテーパーが均等。
 エッジの仕上げが均等。
 ・・・・こんな感じです(エフェクトシンバル以外)。


 1行目の外周はそのまま外周(エッジと言う人もいます)とカップ(中心の盛り上がっている部分)・センターホール(スタンドに固定する穴)が変形の無いキレイな円に仕上がっているという意味です。
 そして同心円とは、円の中心が同じ位置であるという意味です。


 とは言え、目視で測るのは限界がありますし、メジャーなどで測るのも骨が折れます。
 ホントに正確に測るには三次元測定機などで測るしかありませんが、楽器店には無いです。
 シンバルスタンドに水平にセットしてゆっくり回して各部分を手で触ってブレが少ない(無い)物を選ぶしかありません。


 2行目の厚さも然りですが、まぁ最近のシンバルで極端に厚さが違う物は少ないので気にする必要は無いかも知れません。
 (ハンマー仕上げのシンバルは厚さにムラがあって当たり前です)
 テーパーについては床など平らな場所に平置き(ベタっと置いて)センターホールからの傾斜が均等であれば良いです。
 触った感覚で分かる程度の角度の崩れは論外です。


 3行目は外周部の仕上げがキレイで均等であれば良いです。
 目視でも触っても分かります。


 これらが揃うとキレイに響くシンバルになります(理論値です)。


 音色やサスティーンは材質や厚さ・テーパー角度などで変化するので、理想というより好みの問題になります。


 「何だか漠然としているなぁ・・・」
 そうです、これだけじゃダメです。


 なので、シンバルを選ぶときにはまずカップの音を確かめます。

 ↑ ココです(軽くピンボケです)。


 ココを叩いて変な雑味があるシンバルは選びません。
 カップの音は「カーン」とか「キーン」と甲高い音がします。
 この余韻が揺れるのはパスです。
 センター付近の最も厚さのある部分の音がダメなシンバルは「ダメ」と考えています。


 そしてカップ部分を真上から見てセンターに穴が来ていない物も選びません


 これらは有名メーカー製品だから大丈夫と言い切れるものでもありません。
 シンバルは薄い金属製品なので、輸送中の荷姿や環境・展示状態などで変化する事があります。


 ・・・・とは言え、そんな厳密に選ぶ必要があるか?となると微妙です。
 ライブ・レコーディング共にシンバルの生音だけを使う部分て中々無いです。
 大抵は他の楽器に混ざって、アクセント的に「シャーン」とか「ジャーン」て鳴っている印象の人が多いです。
 つまりシンバルだけを聞いている人は少ないですし、余程象徴的な部分で使う以外は微妙な差は感じられない事が多いからです。


 そこで妥協点として・・・・
 ・円がキレイ
 ・カップの音がキレイ
 ・普通にショットした時の音が好み


 以上で選んでOKでしょう。


 通販で購入する人は選んだりできませんので、出来る限り近所の楽器店で取り寄せするなりで試奏して購入する事をお勧めします。


 今はエフェクトシンバルしか持っていませんが、過去には普通のシンバルも持っていたので気づいた事を書いてみました。

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。