ドラム日和

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ダブルストロークの練習(前編)

 ダブルストローク・・・ダブルストローク・・・ダブル・・・


 苦手って結構聞きます。
 理論的には1ストロークで2発打つ・・・です。
 僕も「得意」ではありませんが、必要に迫られれば使います・・・そうでも無けりゃ普通に曲を叩いていて使うシーンは滅多にありません(個人の感想です)。


 スゲー昔に必要に迫られた事がありました。
 さしたる資料も無いまま(当時は教則動画とかほぼ無い時代)必死で2つ打ちの練習をしました。
 何とかLRRとかRRLLとかRLLとかを叩けるようになり、叩いているとそれを見たハコをやっている(年齢が)先輩のドラマーが「それ、速い1つ打ちだろ!」と・・・。
 言われてみると、確かにダブルストロークではない。
 最近になった分かったんですが プッシュプル奏法 ってヤツでした。
 当時プッシュプル奏法ってあったのかな・・・少なくとも僕の周りでは誰も認知していない奏法でした。


 あ、話題が微妙にズレた・・・。
 詰まる所、音数が合っていれば手順や奏法はどうでも良いのが演奏です。
 完全に開き直った意見ですが、要はプッシュプル奏法であれ、速いシングルの連打であれ出音は一緒(理論的には)ですから、あまり奏法に固執する必要もないでしょう(個人の見解です)。


 それでも「ダブルストロークをマスターしたい!」って方へ。
 ダブルストローク・・・。
 知る限りで奏法というか打ち方はマッチドグリップだけでも数通りあります。


 ・ングルと同じ持ち方でプレスロールのように親指でスティックを押し付ける奏法。
  (フレンチグリップの奏法です)
 ・薬指や小指でグリップエンド側をコントロールする奏法。
  (主にジャーマン・アメリカングリップの奏法です)
 ・スティックを保持している人差し指を離して親指と小指または人差し指で保持しつつ親指でスティックをコントロールする奏法。
  (フレンチグリップに多いようです)
 ・・・・・他にも↑をミックスした奏法などもあります。


 どの奏法でも構いません。
 思うに多くのドラマーさんはプレスロールは何とか出来たりすると思います。
 (プレスロール:マーチングの人やジャズの人がやる「ザーッ」ってヤツです。)
 真似事でも、音の粒がバラついていても・・・それっぽいヤツでもOK。


 その前提で、↓ に簡単(雑)な練習方法を書いてみます。
 ※右手が利き手の前提で書きますので、左利きの人は逆の手に読み直して練習してください。
  R=右手、L=左手です。
 で、プレスロールしながら徐々にゆっくりにしてゆきます。
 特殊なトレーニングをした人以外はRRLLの手順になっているでしょう。
 出来るギリギリの遅さまで来たら、そのスピードをキープして叩き続けます。
 楽譜で見たRRLLが出来ているはずです・・・コレが第一段階。


 次に第一段階のように速度を落としたRRLLの速度を上げて行きます。
 速く~遅く~速く~遅く・・・・を繰り返して、どの速度でも同じ音量で叩けるように練習します・・・これが第二段階。


 次は第一段階で遅くしたRRLLの最後をRLRLで叩いて止めます。
 音が揃うまでゆっくりで良いので繰り返します。
 音が揃うようになったら、速度を落としきらない途中でRLRLを入れて終わる練習を繰り返します。
 色んな速度でRRLL→RLRLが叩けるようになっているはずです。


 ココまで来れば色んな速度でRRLLがシッカリとした音で叩けています。
 そしてRRLL→RLRLも出来ています。
 ただ、任意の速度でRRLLで叩き始める感覚はまだです。
 ココからメトロノームを使って特定の速度でRRLLが叩けるように練習します。
 案外てこづります(^-^;
 なので「RLRLRR」で一旦やめる・・・最後だけ右手のダブルで終わります。
 コレを繰り返してシングルストロークから右手の2つ打ちに繋がる感覚を掴みましょう。
 出来たら「RLRLL」または「RLRLRLL」で一旦やめる・・・を繰り返し左手の感覚を掴みましょう。


 「やってて分からなくなる(怒)!」って人。
 古いやり方ですが、言葉に置き換えて叩くと良いかも知れません。
 例えば「RLRLRR」なら「おばけやしき」など6文字の言葉を言いながら叩くとか。
 この場合は「お」と「け」と「しき」が右手になり「しき」がダブルストロークになります。
 ・・・こんな感じの練習を繰り返しましょう。


 教則本や動画は一足飛びにパラディドルやダブルストロークを絡めたフレーズの練習になりがちですが、焦らずに出来そうな事を繰り返して出来るようになってから次へ進む事が大切です。


 演者さん全てに言えますが、自分の演奏は自分にしかできません。
 例えば技術力がすごく高い人がいたとして、あなたと同じ曲の演奏は出来ても、あなたの演奏をする事は出来ません。
 すべての演者さんが唯一無二な訳です。
 誰かと誰かを比較する人が居たとすれば、それは演者の本質を何も理解していない人でしょう。
 なので、あなた自身が自分と誰かを比較する必要は全くありません。
 自分のペースで自分に合った練習法で身に付けてください。


 僕も時々雑になるので、日々鍛錬です・・・課題も多いし(^-^;

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