ドラム日和

ドラム・音楽・楽器を中心にその他諸々書いています。

何のための?を考える。

 今日は成人式でした。
 成人された皆さんおめでとうございます。
 無責任な企業が新成人の皆さんに途方もない迷惑をかけたってニュースを見て、成人の先輩として、大人として何をやっちゃってんだよ?って気分でいっぱいです。
 キチンと償ってください・・・そして「逃げんなよ!」と思います。


 僕は成人式に出席していません。
 満年齢で成人式を行う街から数え年で成人式を行う街へ引っ越したため、どちらにも呼ばれなかったんですよ。
 なので晴れて成人式を迎える人達が少し羨ましいです。


 僕がその年齢だったころはバンド一色の生活で・・・そう、自分のバンドをやりながら少しだけ他所のバンドのお手伝いで叩いたりしていました。
 昨日のブログに書きましたが、洋楽を殆ど聴かずに過ごしていた自分が耳にしたのが日本のニューミュージック(後にJ-POPと呼ばれる)やフォークそしてロックが多かったです。
 時々歌謡曲も聴いたりしていました。
 日本の歌謡曲ってスゴイ洗練されたシステムで作られていて、作詞家、作曲家、編曲家が作った曲をプロデューサーの指揮のもとバンドと歌手が奏でて曲にします。
 完全分業でそれぞれの分野のプロが集まって行う訳です。


 どの作業も素晴らしいですが、特に編曲家(アレンジャー)とプロデューサーは「歌」を前面に押し出しつつ演奏も聴かせるような音楽制作をしたりします。


 僕がドラムを叩きたいと思ったのもニューミュージックを聴いて歌を引き立てるドラム、それでいてノリを出すドラムに憧れたからです。
 歌の盛り上げとノリの両方を出すアレンジってすごく難しくて、ドラマーよりもドラムを知っているくらいじゃなきゃ無理なんですよ。
 もちろんそういった要求に応える演者の技量も必要です。
 淡々とリズムを刻んでいてもダメ、必要以上にビートが出過ぎてもダメ、歌を喰っちゃダメ・・・その辺のサジ加減が絶妙なんですよ・・・日本の歌謡曲は。


 あ、チト脱線。
 でね、「ボーカルを引き立たせる為のドラム」って感覚は始めて以降ズーっと持ち続けているんですよ。
 そういう演奏の曲って聴きやすいですから。
 音楽を演って誰かの耳に入る環境であれば聴いてもらわなきゃ意味がないですよね。
 ライブ然り、デモ音源然りです。
 ・・・って事は結局聴いてくれる人の為のドラムになったりします。


 場面によって要求は必ずしも一致しない事もあります。
 バリバリ叩きまくる手数ドラムを期待される事もありましたが稀ですね。
 でも、聴いてもらえるなら「フンッ!」って気合入れて叩く事も必要かもしれません。


 そこでバンドマンは葛藤が生まれがちです。
 「ボーカルだけ聴かせるならバンドいらないじゃん?」なんてね。
 そうじゃないです。
 このボーカルはこのバンドじゃなきゃダメなんだって思って貰える事が楽器隊を選んだ僕とメンバーと世の楽器隊の人達の目標なんです。


 時々勘違いして「下手なボーカルなら喰っちゃう!」的なノリで演奏しているバンドがありしますが、「バンドがうるさすぎてボーカルが死んじゃってるよね」って思われた時点でバッキングとしては失格なんです。


 バンドが本当に上手ければ同じ状況でも「ボーカルがついて行ってないね」となりますから。
 その為にはボーカル(歌)の為の演奏を最大限演るって事が必要です。


 楽器をやっているとギターの為のギターやドラムの為のドラムになりがちですが、一人で打ち込み相手に好きな事をやっているなら別ですが、メンバーを揃えた演奏をするならバンドの為の楽器、歌モノを演るなら歌の為のバンドって気持ちが良い音を出す原動力になると思います。


 僕のブログを読むとドラムオタクっぽく感じるかもしれませんが、全部が一緒に音を出すメンツに気持ちよく演奏してもらう為の準備でしかないんです。
 ドラムの個人練習やペダルやシンバルのメンテナンスはその入り口でしかありません。


 ・・・・・そんな事をね、昔を思い出し、音楽のきっかけを思い出し、ドラムのきっかけを思い出し、最近の自分の行動を顧みてね・・・・改めて思った今日でした。

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。